鍼灸やわらぎ菴

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薬に頼らないカラダを作る!免疫力を高める7つの方法

みなさん、こんにちは。

最近、新型コロナウイルスが下火になったかなと思ったら、東京では連日の100人越え、地方でもクラスタ-が発生して、第2波の様相を呈してきましたね。

まだ、ワクチンも特効薬も無いので頼れるのは己の身体だけです。

今回は、ウイルスや細菌に対抗する身体の機能である免疫力をどうすれば活発にできるかについてお伝えしようと思います。

 

笑い

海外の実験で、10人の男女(平均年齢22.9歳)を対象に、コメディアンによる笑えるユーモラスなビデオテープを見た場合と教育的な笑いのないビデオテープを見た場合とで、その前後の唾液中の免疫細胞であるIgAの濃度を比較したところ、教育的な笑いのないビデオテープを見た後のIgAの濃度は変化しなかったのですが、ユーモラスな笑えるビデオテープを見た後のIgAの濃度は有意に上昇しました。日々の「笑い」が免疫力を上昇させてくれて外的に強い身体のしてくれそうです。

(データ:Int J Psychiatry Med.;15,13-8,1985-1986)

 

身体を温める

体温が低いと人の細胞の働きが悪くなるのはよく知られていますが、免疫機能も同じことが言えます。体温が低いまたは冷え性の男女6人が、睡眠中や睡眠前、日中にいつもより体温を高めに保つように意識したところ免疫の一つのリンパ球が大幅に増加しました。

人の免疫力は1℃上がると30%向上し、1℃下がると30%低下すると言われています。免疫が活発に働く体温としては、36.5℃~37℃が最適と言われています。しかし、現代の日本人の平均体温は36.2℃、50年前の日本人の平均体温36.89℃と現代人の方が下がってきています。これは、便利になった生活によって運動量が減り筋肉量が減ったため、冷蔵庫の普及によりいつでも冷えたものが飲食できるようになったため、エアコンの普及が考えられます。エアコンの冷えた空気と冷たい飲み物で意外と身体が冷える夏場、新型コロナウイルス対策としても湯船に浸かって身体を温めることが必要かもしれません。

(参考:Biomed Res.;27,45-8,2006)

楽観的な思考

ストレスは血流が悪くし、そして血流が悪くなると免疫力も落ちてしまいます。しかし、これを起こさない方法が、「何とかなるさっ!」などの楽観的な思考です。これは、59人の健康な男性(年齢:18~30歳)に免疫刺激のためにワクチンもしくは生理食塩水を投与し、30分間心理的ストレスを与えるという海外の実験に結果として出ています。その結果は、楽観的な思考の人は、心理的ストレス下でも免疫力が高まっていたというものでした。(参考:Brain Behav Immun.;23,810-6,2009)

現在、新型コロナウイルスへの不安、新しい生活様式、経済の停滞、などで強いストレスを感じる時期ですが、なるべくストレスを溜めないように発散させるようにしてください。

 

適度な運動

18~85歳の男女約1000人を対象に、冬期12週間の上気道感染症(いわゆる「かぜ」)の症状と運動の関係を調べたところ、運動する日数が多いほどかぜをひきにくくなり、重症化もしにくいという結果が出ています。しかし、ただやみくもに運動をすれば良いというわけではありません。その証拠として、激しい運動の後は免疫力が低下するという結果が出ています。

軽い運動をすると免疫力が上がる理由としては、全身の血行が良くなり、脳の血流も改善されるためです。

ここでおススメの運動をお伝えしたいと思います。室外では息が少し上がる程度の早めのウォーキングです。室内では、筋力トレーニングです。特に筋力トレーニングはおススメです。これはなぜかと言うと、筋力が上がると身体が軽くなり精神的にスッキリし、楽観的な思考になりやすくなるからです。ただ、運動を始めてすぐに筋力・体力が付くわけではないので最低1ヶ月は続けてください。

(参考:Br J Sports Med.;45,987-92,2011)

バランスが取れた食事

食品にも免疫を上げる働きがあります。全粒穀物(玄米・発芽玄米など精白していない穀物)を1日に90g以上食べると感染症やがんなどの発症リスクが低下しました。粘膜の材料になるビタミンA・ビタミンB2、ストレスを和らげる働きがあるパントテン酸を多く含むレバーなどの食品。免疫力を高めるビタミンCを多く含むブロッコリーなど。免疫細胞のもとになるたんぱく質。これらをバランスよく食べましょう。

緑茶(1日あたりカテキン378mg、テアニン210mg)を摂取する人たちと、緑茶を摂取しない人で比較したところインフルエンザの発症率が低下したという報告もあります。

(参考:BMC Complement Altern Med.;11,15,2011)

鍼治療

鍼治療は滅菌されたステンレス製の鍼をツボに刺して効果を出す治療と思われがちですが、免疫力アップも図れます。鍼を刺すことによって、身体が「異物が入ってきた!」と認識します。すると、その異物を排除しようと血液や免疫細胞が集まってきます。これを繰り返して行うことにより、免疫の反応を良くしていく効果があるとされています。

鍼をしたときに、免疫反応の司令塔の役目をしているT細胞、体内に侵入したウイルスなどやがん細胞を無差別に攻撃して身体を守るNK細胞が増加することが報告されています。

更に、身体だけでなくお顔に刺激を入れることにより免疫力がアップすると言われています。

 

 

お灸治療

ヨモギの葉っぱの繊維を使った艾(もぐさ)を燃焼させて、温熱効果とヨモギの成分で治療する療法です。お灸をしたとき小さい火傷が出来ます。この火傷を治すときに免疫細胞と血液の流入がおこり免疫反応が活発になります。

お灸は、現在多くの商品が出ていますが、一番免疫反応が活発になるのは、昔ながらの艾を直に皮膚に置いてお灸をする方法です。ただ、お家で気軽に出来ないので、せんねん灸などの台座が付いてお灸をしてみて下さい。

 

 

 

現在、国を挙げて新型コロナウイルスのワクチンを開発していますが、完成は早くても来年の春ではないかと言われています。この間は自分の力でコロナウイルスに対抗しなければなりません。体調を整え、免疫力を挙げて日々の生活を送りましょう。

 

鍼灸治療にご興味を持たれましたら当院にお電話ください。