鍼灸やわらぎ菴

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膝の強張り

回は、膝の強張りで歩きづらいと訴えてこられた方で改善した例を掲載したいと思います。

 

70代女性

 2年前くらいに、膝の強張りが出てきて曲げ伸ばしが出来なくなった。

今回、この症状を改善したいと思い来院。

 

 この方は、3年前までスーパーでパートのお仕事をされていたのですが、

2年前に母親の介護のために退職。

その介護がひと段落した後から膝が強張りが増して歩きづらくなったとのことでした。

 

 スーパーは、自分もよく買い物に行くのですが、

夏でも寒いくらい店内が冷えているので、

まずの足の冷えが原因の一つではないかと考えました。

 まずこのように、原因を仮定して脈診・腹診などをしていったところ

足の冷え・足のツボに圧痛が多数・ふくらはぎの強張り・下半身の血の循環の低下が

見られました。

 東洋医学的な観点から診ていくと、「足のツボに圧痛が多数」というのは

気の巡りが非常に悪くなっていることを表しています。

 

 治療としては、まず体を仰向けの状態で血の巡りを改善するツボを選び、

ふくらはぎの強張りと下半身の血の巡りの改善を図ります。

そして、膝周辺に鍼治療を施していきました。

 次に、うつ伏せになっていただき、まず腰の治療をします。

これは、腰の骨には下半身の血の巡りをコントロールしている自律神経節があり

これを刺激することで血の流れを正常に戻すためです。

そして、膝裏の固い部分に鍼治療を施していきます。

 これで、1回目の治療を終了しました。

 治療時間としては、45分から1時間くらいでしたが、

お帰りの時には膝の痛みが無くなりスムーズに動くのを驚いていらっしゃいました。

 

 このように、時間のたった症状でも原因さえ特定できれば改善の可能性がありので、

長年の症状でお困りの方もお気軽にお近くの治療院にご相談ください。