鍼灸やわらぎ菴

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夏こそ身体を温めていきましょ!!

みなさん
こんにちは。

 

最近、梅雨のおかげで蒸し暑い日が続きますね。

なかなか晴れ間が見れないので鬱陶しさが募るばかりです。

今回は、当院に来られる患者様の身体から気付いたことを

述べていきたいと思います。

 

最近、胃に異常がみられる方、多いです。

 

当院では、治療に入る前に脈の状態、お腹の状態を確認します。

このお腹の状態を確認すると左肋骨の下と鳩尾とお臍の間の部分に硬さがあることです。

この状態は胃に何かしらの異常があることを示しています。

最近、お腹がこの状態の方が多いです。

そして、大半の方にお腹の緩みが出て下痢気味の症状が出ていました。

 

外は熱いが内は寒い現代日本

 

夏の冷えの原因としては、冷房が挙げられます。今の日本は通勤中の車内、オフィス、自宅とあらゆる所で冷房が効いています。このように、長時間滞在するところが冷えていると身体は中から冷えてしまいます。

他にも、コンビニやスーパーマーケットなど、お店はガンガンエアコンを効かせています。生鮮食品を扱うスーパーマーケットは、防寒して買い物に行かなくてはいけないくらい寒いですよね。

 

意外と多い身体を冷やす食べ物

 

夏の食事にも原因が多くあります。ビールやアイスコーヒーなどのキンキンに冷えた飲み物、アイスクリームなどの冷えたおやつなどです。

しかし、意外と盲点となるものがあります。それは、夏が旬の野菜・果物などです。

東洋医学には、薬膳という食事療法があります。この薬膳の思想に基づいて食材に「熱性」「温性」「平性」「涼性」「寒性」の5つの性質があると考えられています。

夏に収穫される食材は、「寒性」「涼性」の食材が多いため知らないうちに身体が冷えていることがあります。

※参考資料 東邦大学医学部東洋医学研究室著「薬膳と漢方の食材小辞典」

身体をエアコンや食事で冷やすとどうなる?

 

エアコンで涼しい室内に長時間いると、体は体温を維持しようと血管を細くします。これは、体温を逃さないようにするための自律神経の働きです。

血管が細くなると、ただでさえ手足の細い血管がさらに細くなります。また、外の気温と室内の温度差が大きいと、自律神経が乱れ血液をうまくコントロールできなくなり、さらに手足の冷えが進みます。

この手足で冷えた血液は、身体を動かすことがない場合はそのままの冷えた状態で内臓に戻り内臓が冷える原因になります。だから、エアコンが効いた状態でのデスクワークは最悪の環境と言えます。

そして、そこに冷えたコーヒーやアイスクリームを取ってしまうと内臓が一気に冷えてしまいます。体内温度は、普段36℃~38℃に保たれていますが、これが1℃でも下がると元に戻すのに相当の時間が必要になります。

更に、内臓が冷えるとお腹を下しやすくなります。お腹を下すと脱水状態になり血液がドロドロになり、手足に血液が行き届かなくなってしまい身体の冷えがますます進みます。

冷えの自覚症状は女性に多くみられます。これは、女性の方が筋肉量が少なく、脂肪が多いからです。

 

身体を温かくして夏の冷えを改善しましょう!!

 

夏の冷えは、少し意識することでみるみるうちに改善されていきます。ここでは、「冷えにくい身体」に改善していく方法を紹介していきます。

 

・日ごろから心がけて、温かいものを食べる、飲み物もホットを飲む。これが難しければ常温の飲み物にする。

・毎食、温かいスープをプラスする。

・合間でお腹が空いたときには、ドライフルーツを食べる。特に、身体を温める作用のある芋・レーズン・桃・栗・ショウガ・あんずを食べると良いですよ。逆に白砂糖は、身体を冷やす作用があるので白砂糖を使ったお菓子は避けてください。

・夏こそシャワーで済まさずに、湯船につかる。入浴剤を入れてもいいですね。

・夏は丈が短い服を着る機会が多くなりますので、下腹や腰をカバーできる丈長のインナーもしくは腹巻を着ける。

・カーデガンなどの薄手の長袖のものを持ち歩く。日焼け対策としても有効ですよね。

 

今日からでも始められる夏の冷え対策を紹介させていただきました。現在は、新型コロナウイルスの脅威もありますので、免疫力を下げてしまう身体の冷えは避けたいですね。毎日のチョットした一手間で身体は温まり健康になっていきます。これを習慣化して夏の冷えを改善し新型コロナウイルスに備えましょう。